社会人として評価される経験やスキルについて、耳にすることも多いのではないでしょうか。仕事をしていくうえで、最も必要になってくるのがコミュニケーション力です。これは営業職やサービス業といった対人業務に限らず、黙々と仕事をするイメージが強いエンジニアにも同じことが言えます。実際には、専門的な分野のエンジニアほどチームワークが多く、コミュニケーションを取らなければならない場面が珍しくありません。
コミュニケーション力には、語学力と非言語的コミュニケーションの2つが挙げられます。語学力としては、グローバルスタンダードな英語で読み書きできることが一つです。読み書きは学生時代に学ぶためそれほど辛くはないかもしれませんが、英会話までできる人はそれほど多くないでしょう。英会話ができるだけで仕事にとって強力なスキルにつながり、高報酬な仕事にも幅が広がっていきます。それだけ、まだまだ日本は英会話ができる人が少ないことの表れとも言えるでしょう。
そして、非言語的コミュニケーションは空気を読むことです。人間は誰しも、言葉だけで会話しているわけではありません。声のトーンや態度でも、意思疎通をしています。このような定性的な能力は、経験を積んでいくほかないのが実情です。そのためにも、仕事はもちろんのこと、プライベートなどでも積極的に他者との関わり合いを増やしていきましょう。人との接触が、非言語的コミュニケーションの能力向上に役立ちます。